ワインについて知りたいと思っても、範囲が広くて、難しいですよね。漫画なら入門編として読めるものもありますよ。
『今夜もノムリエール』イセダマミコ著
この本は副題に中年女子のおきらくワイン生活とあるように、ワイン初心者の著者がふとしたきっかけでワインにはまって山梨県に移住した後の生活ぶりを書いています。ワインを飲むのが専門だから、自らノムリエールと称しています。ワインについて何も知らなかったマミコがワインショップの店員さんやワインバーの店主やソムリエなどに少しずつ教えてもらううちにワインのことがわかるようになり、ワイン好きになるお話です。普段の生活でワインを楽しむコツが満載!ワインに対して興味が出てきたら、まずこれを読んでみよう!
『神の雫』亜樹直著
こちらは超有名なワインのマンガ本ですね。兄妹で原作を書いています。
あらすじは、国際的なワイン評論家神咲豊多香(かんざきゆたか)が亡くなった。その莫大は遺産は、その息子雫が継ぐはずだったが、父の遺言により父が選んだ12本の偉大なワインとその頂点に立つ神の雫と呼ぶワインを父のコメントを頼りに探し出したものに譲ると若手ワイン評論家の遠峰一青との戦いに挑むことになる。遠峰一青は神咲豊多香がガンで亡くなる1週間前に養子縁組をしたと言う。雫はビール会社に務めていて、今までワインを飲んだこともなかったし遠ざけてきたが、ワインの面白さを垣間見て挑戦することにする。この挑戦を通して雫はワインについて学んでいく。
何と言っても遠峰と雫のテイスティングコメントが本当に独特!普通はアロマホイールに見られるように、香りの表現も共通のものがあって、その言葉を使って表現されるものです。しかし、ここではもっと詩的な言葉が使われています。マンガの中で紹介されるワインは有名なものが多いので、同じワインを飲んで感じてみることがなかなかできないのが、本当に残念です。
『美味しんぼ』 第80巻 日本全県味巡り山梨編
こちらも有名な料理のマンガです。その中の80巻目が山梨の特集で、山梨県の美味しいものを集めて至高のメニュー対決をする内容となっています。普段の家庭料理に合うワインはないと思われていましたが、山梨で造られている甲州ワインならなんでも合うことがわかり、山岡たちは甲州ワインと郷土料理の組み合わせで戦うことにする。さて、結果はいかに、、、。
今日のワインとおつまみ
[ワイン]:コノスル ゲヴュルツトラミネール ビシクレタ ヴァラエタル
[おつまみ]:
・大根と人参のサラダ
・ゆでトウモロコシ
・オクラ納豆
コノスルはチリのワイナリーですが、ブドウ品種を生かした素直なワインを作ると評判です。このゲヴュルツトラミネールを使ったワインはライチの香りがして厚みも感じられました。中華料理やアジア料理などのスパイシーな料理にも合うとラベルに書いてありましたが、素直な作りで普段の家庭料理にも合いますよ。