山梨県の長崎知事、ソムリエ・ドヌール(名誉ソムリエ)となる!

2020年9月10日、日本ソムリエ協会の方々が県庁を訪れ、田崎真也会長から山梨県の長崎知事に「ソムリエ・ドヌール(名誉ソムリエ)」の認定証とメダル、バッジが贈られました。名誉ソムリエは国内外においてワインの普及に努めた人に贈られるもので、ワイン県副知事の林真理子さんも名誉ソムリエを贈られています。長崎知事の最近の取り組みを見てみましょう。

山梨県=ワイン県宣言をする!

2019年8月7日長崎知事が「山梨県=ワイン県」を宣言しました。これは日本ワインの発祥が山梨であること、またその生産量が日本一であることから宣言をしたものです。

最近では長野県、北海道を始め、日本国内でワインを造っていない都道府県がないほど、日本でのワイン造りが盛んです。そんな中で相対的に影の薄くなった山梨県のワインを広くPRする意図があったと思います。もちろんPRするだけではダメで、それぞれのワイナリーの努力の結果としての山梨県産ワインの質の向上と一体となって、再度認められてきているのではないかと思います。

国産ワイン造りの長い歴史の中で、いち早く原産地呼称制度に取組み、GI Yamanashiの取得やワインの本場ヨーロッパへのワインの輸出など、常にトップを走っている山梨県ですが、それを県もかなり力を入れてバックアップしていることも感じられます。

その辺りも評価されたポイントでしょうか。



ワイン県副知事に林真理子さんと田崎真也さんを任命

2019年10月8日には山梨市出身の作家の林真理子さんに、10月24日に田崎真也氏に「山梨県=ワイン県」をPRしていただく副知事としてお二人を任命しました。

林真理子さんはワイン好きとしても知られていますね。自ら”のんべえでワインが大好きなので適役では。”と話していました。お友達も多そうですし、PR大使としても適任ですよね。山梨県産ワインとしては和食にも合う甲州ワインを押していましたよ!

田崎真也さんは以前から東京にある山梨県のアンテナショップの監修を任されていました。引き続き山梨ワインの広報をお願いしたんですね。田崎さんと言えば、世界最優秀ソムリエコンクール で優勝した超有名ソムリエですよね。その活躍は日本に留まらず、世界へと広がっています。2010年10月から2017年6月まで国際ソムリエ協会会長も勤められました。2016年2月からは日本ソムリエ協会会長に就任されています。また、2003年10月からはワイン雑誌「ヴィノテーク」の代表取締役社長に就任されて、仕事の幅もどんどん広がっていますね。

その田崎さんが監修して東京のアンテナショップがリニューアルされました。



アンテナショップをリニューアル!新しいショップは「Cave de ワイン県やまなし」(カーヴ ド ワイン県やまなし)

https://www.facebook.com/f.yamanashi.kan/posts/1777360632404823

東京の日本橋にあるアンテナショップ「富士の国やまなし館」とレストラン「Y-wine」をリニューアルして、ワインと山梨の食材とのマリアージュ を楽しめる「カーヴ・ド・ワイン県やまなし」に生まれ変わりました。レストランで提供されるワインや料理はワイン県副知事を務める田崎真也さんが監修しました。

入り口はワインカーヴをイメージしてレンガを使用しています。レストラン内部は県産材を使用した落ち着いた雰囲気になっています。

山梨県の食材を使ったコース料理の他にアラカルトやワインのペアリングも楽しめます。レストランで飲んで気に入ったワインがあれば、併設のショップで購入もできます。また、ショップで購入したワインをレストランに持ち込むこともできます。ショップには常時300種類ぐらいの山梨県産ワインや日本酒などの県産酒が用意されています。豊富な品揃えでなかなか良い眺めですよね。ここなら、いろいろな種類の山梨県産ワインが手に入ります。是非、一度足を運んでいただきたいと思います。