G20大阪サミットの夕食会で提供されたメニューは？

6月28日から29日にかけて大阪で行われているG20サミットでは様々な食のおもてなしが提供されているようです。

どんなメニューとワインが提供されたのか？

6月28日のランチミーティングでは、以下のようなメニューが提供されました。

・鯛のテリーヌ
・丹羽地鶏と十六穀入りリゾット
・きな粉のクランブル、バナナケーキ、デラウェア寒天

それに合わせて出された飲み物が、ワインとソフトドリンク。
ワインは、
・スパークリングワイン：宮ノ下スパークリング2014（カタシモワインフード）
・赤ワイン：マスカットベリーA深雪花（岩の原葡萄園）
でした。

スパークリングワインは地元大阪のワイナリーで、伝統的なシャンパーニュ製法で作られたスパークリングワインです。開催地の大阪を意識して選ばれたのだと思いました。カモシタワインフードは今回のG20の夕食会で自社のワインが提供されることを知らなかったそうです。元々、生産量が少なかったので、今回提供されたワインはもう売り切れだそうですよ。そう聞くと余計に飲みたくなりますよね。

赤ワインは、日本のワインブドウの父と呼ばれる川上善兵衛が創業した岩の原葡萄園のワインです。川上善兵衛は日本の気候風土に適した葡萄品種の改良に挑み、マスカットベリーAをはじめとする優良品種を生み出しました。その代表品種であるマスカットベリーAで造られたワインを選んだ監修者の田崎真也さん。ここから日本のワイン造りが始まり、いま世界に誇れるワインが日本各地で造られるようになったという思いをこのワインに込めたのかなと感じました。

また、夕食会では、
・焼とうもろこしのフラン
・甲殻類のジュレ
・鱧と泉州水茄子のお椀
・鮟鱇の香煎揚げ
・但馬牛の竹炭包み
・白桃
などの和食が出されました。

それに合わせて色々な飲み物が提供されたのですが、ワインでいうと
・白ワイン：甲州2018（シャトージュン）
・赤ワイン：KOBE WINE Benediction 2016（神戸みのりの公社）
が提供されました。

白ワインは山梨県のワイナリーシャトージュンの甲州2018。シャトージュンではそれぞれの栽培者の葡萄ごとにワインを造っているそうです。それもブドウを最大限生かしたワインを造るためにはどうしたらいいかを考えてのことだそうですよ。ヴィンテージや栽培者を考えて飲み比べてみると面白いですね。

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他にも山梨のKISVINの白ワインも提供されたようですね。さすがに完売。残念です。

G20で提供されたワインなどは手に入れやすい値段のものが選ばれています。一方で、阿部首相と各国の首脳との夕食会では、どんなワインが提供されたのでしょうか？

マクロン大統領との夕食会ではどんなワインが提供されたのか？

サミットに先立ち各国の首脳との夕食会も行われました。26日の夜には安倍首相夫妻とフランスのマクロン大統領夫妻との夕食会が東京の鉄板焼きのお店で行われました。その時に提供されたのが、フランスの「シャトー・ド・ブレガンソン」のロゼワインと日本の長野県のマンズワイン小諸ワイナリーの「ソラリス」。

フランスの「シャトー・ド・ブレガンソン」は日本では手に入りにくく、現地の大使館員が手配したとか。こちらのロゼワインはマクロン大統領夫人のブリジットさんのお気に入りだそうです。これには喜んだでしょうね。また、マンズワインの「ソラリス」は赤も白もあるのですが、このシリーズは最高級ランクのワインになり、普通の人にはなかなか手が出せないお値段ですが、マクロン大統領も気に入ったみたいですよ。一度は飲んでみたいものです、、、。