今日から再開されたせかほし(世界は欲しいモノにあふれてる)三浦春馬さんの後を引き継ぐのは鈴木亮平さんです。鈴木産はこの番組も見ていて「三浦さんの自然体の姿が見られて、JUJUさんとの掛け合いも姉弟のようで良かった。」と言ってました。さて、フランスの極上チーズを探すのはファビアン・デグレさんです。フランスは農業国であり、チーズの種類もたくさんあり、値段も安いので羨ましい限りです。さて、どんな極上チーズが見つかるのでしょうか。その内容を詳しくお伝えします。
フランス🇫🇷極上チーズを探す旅を案内するのはファビアン・デグレ(Fabien Degoulet)さん
生放送SP、ご覧いただきありがとうございました。フランス・チーズの旅、楽しんでいただけましたか?今夜の放送はNHKプラスで、15日23:15まで見逃し配信中です。見逃した方、もう一度ご覧いただきたい方は是非!
— せかほし (@nhk_sekahoshi) October 8, 2020
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ファビアン・デグレさんは1984年フランスのル・マンに生まれました。おじいちゃんの代からマルシェでチーズを売っていました。2008年にワーキングホリデーを使って来日。アルバイトとしてチーズ販売店に入りました。その後株式会社フェルミエに入社して、渋谷店店長、愛宕店店長、商品開発などを担当しました。その間フランスチーズ鑑評騎士の会シュヴァリエや世界最優秀フロマジェなどを獲得しました。2018年からはフリーランスとなってフランスと日本の間でチーズの橋渡しをしているそうです。
どうりで日本語ペラペラ。おじいちゃんから続くチーズ販売ということで、自然にチーズに関して学んでいたんでしょうね。だから、若くしてチーズ職人になったのですね。
ブルターニュ地方のチーズ 〜アール島〜
最初に紹介されたのがブルターニュ地方のバンヌ。ここは、酪農が盛んな町で塩、バター、キャラメルやクイニーアマンが有名です。
ブルターニュ地方のチーズは脂肪分が多いそうです。無殺菌の独創的なチーズを作っている若者を訪ねます。最近は若者が移住してチーズを作る人も増えているアール島です。ここでは、ピンクや紫など色とりどりのアジサイが夏にたくさん咲きます。デグレさんは週に一度のマルシェで売れられるチーズをSNSで見つけて、ここに来たかったと言います。
まず最初に訪れたのはトマさんの工房。彼はピ・ノワール種の牛を飼いチーズを作っています。ファヴィアンさんは何を食べて育っているか、どんな環境で育っているかを知るようにしているそう。トマさんはセバスチャンさん他4人で27頭の牛からチーズを作っています。使用しているのは自家製乳酸菌。これは今ではとても珍しいそう。早速チーズを味見します。
まず最初に試食したのは白カビソフトタイプ。外側は苦味あるけど味は普通みたい。残念。次に試食したのはセミハードタイプ。香りはバターのようで、味は豊潤。触るとやらかいチーズ。ファヴィアンさんはこちらが気に入ったみたい。畑と草の香りがするチーズだそうですよ。食べてみたいですね。コンテ好きのJUJUさんも食べたそうにしていました。赤ワインに合いそうな感じですね。
ファビアン・デグレさん流チーズの楽しみ方
次に生まれ故郷のル・マンにやって来たファビアンさん。サン・ジュリアン大聖堂近くのマルシェに来ました。両親もチーズ職人だったそう。
ここでも新しいチーズを探します。ヤギ乳のチーズをラズベリージャムに包んで熟成させたものを見つけましたよ。食べるとイチゴのヨーグルトみたいな味がする四葉のクローバーの形のチーズ。白ワインに合わせる感じでしょうか。ウィチベリという野生のマダガスカルの赤胡椒と一緒に食べてみます。
スタジオでもチーズを味見。最初は「はちみつとくるみと黒胡椒をコンテに載せたもの」を食べてみました。最初に蜂蜜の甘差が来て、その後黒胡椒の辛さが来るみたい。もう一つはカマンベールに山椒とバターを混ぜたものを挟んだもの。JUJUさんは食べてもわからなったそう。どんな味なのでしょうか。ちょっと真似して食べてみようかな。
極上チーズを探して朝早くから1300メートルの山へ出発
次に向かったのはバスク地方のアイノア。スペイン国境に近く、昔から巡礼者の宿場町として栄えたところです。ホテルグザヴィで「かりんとチーズのミルフィーユ」を味見します。次に黒さくらんぼジャムとチーズのかわいい盛り合わせも。気持ちも上がりますね〜。
次に向かったのは、ジャン・ベルナール・マイティアさんのチーズ工房。彼はマネッシユ・テット・ノワール種の羊を飼っています。ここでは自然に寄り添うことしかできないというジャンさん。イラクサが発酵に良い仕事をしてくれるそう。搾乳は手で行います。この時間はジャンさんにとってリラックス出来る時間らしいです。次に手で混ぜながらチーズの状態を確認していきます。時々自分でも想像できないぐらいおいしいチーズができる時があるらしい。そんな話をしている時のジャンさんはとてもいい顔をしていました。
ここでジャンさんが作ったチーズを味見。繊細で塩加減もちょうどいい感動できるチーズ!とファヴィアンさん。これを食べてチーズ作りを目指す若者が増えてくれるといいなということで貴重なチーズを日本にも輸出してくれることになりました!万才!
分かち合うっていいよね〜。なつぞらみたいな光景でした!