最近BYOという文字を見たことありませんか?BYOとはBring Your Own (Wine)の略です。つまり自分の飲み物(ワイン)は持参してくださいという意味です。お店にその文字があれば持ち込み可ということです。こう表示するお店が全国的に増えているようです。
BYOの仕組みはどうなっている?
多分今までもお店によっては、個別に持ち込みに対応していたところもあったと思います。持ち込み料を別に支払うことになりますが。ただ、それは特別な場合で、お客さん側からなかなか言い出しにくいというのが本音ですよね。
BYOと表示してあるお店なら基本的には持ち込み料を追加で支払うだけ。1,500円〜3,000円というところが多いようです。いくら以上の料理を頼めば持ち込み料無料など、お店ごとに条件は様々です。
お客さん側としては、持ち込み料も明確に表示されていて、好きな料理やお店も選べるとしたら利用したいと思う人はたくさんいるはず。頂き物の高級なワインに合わせて家で料理を作るのはできないけど、そのワインに合わせて美味しい料理が食べられるなら、持ち込み料がかかっても利用したいと思う人もいるはず。
一方、お店側にはワインの在庫を持つ必要がない。ワインの持ち込み料が利益に直接繋がる。ワインに合わせた料理というお客様の来店動機がはっきりしているので、そこを売りにして運営していけばいい。
というように、どちらにもメリットはありそうですね。
BYOを楽しめるお店を探すサイトWinomy
ワインを持ち込んで料理とともに楽しめるBYOですが、持ち込み料も違えば、料理も違います。今までも個別に対応してたのかもしれませんが、それをまとめたサイトがあると便利ですよね。
それがあるんです。2018年11月にオープンしたWinomyというサイトです。料理別にお店も選べるし、場所で検索することもできます。お店情報にこだわりポイントなどもあり、目的に合わせてお店を選べます。
普通にお店に行く感覚で利用できる「手ぶらでBYO」
それでも持ち込みということは自分でワインを持参するっていうこと。そうなると会社帰りとかには利用しにくいですよね。お店に持って行くまでのワインの扱いにも気を使うし。
そう思う人のために、「手ぶらでBYO」というサービスもあります。これは、ワインを専用通販サイトで事前に購入しておけば、そのワインを当日利用するBYO店に送ってくれるサービスです。これで、普通にお店に行けば、ワインも用意されていて、好きな料理とワインのマリアージュが楽しめます。
ただし、利用するときに気をつけることは、持ち込み料以上のワインを持参することです。お店においてあるワインは大抵販売価格の2〜3倍というところが多いと思います。もちろんお店では、ワインをベストな状態で保存してお客様に提供してくれるので、それが普通だと思います。
もし持ち込み料と同じくらいのワインを持ち込むのであれば、最初からお店にあるワインを頼んだ方が、値段も安いし状態もいいなんてことが起こり得ます。そこはくれぐれもご注意を!