新型コロナウイルスの影響でワインの販売が伸びずワインを捨てるところも?!

世界中にコロナウィルスが広まり、外出制限などが行われ、外食することも減り、ワインの消費量も減っています。徐々に経済活動を再開させていますが、第2波の広がりもあって、思うように消費は伸びていないようです。そんな中、各国のワイナリーなどワイン業界が様々な工夫をしているようです。

フランスでは、造ったワインをアルコールの消毒液に作り替えている!?

例年なら、タンクから瓶に詰め替え販売しているところですが、販売量が減ったため、タンクにまだワインが残っている小さなワイナリーでは、今年のワインを醸造するためにタンクを開けなくてはならず、泣く泣く処分も考えているようです。そのためフランス政府やEUはワイン業への支援を強化し、消毒用アルコールに転換する業者に補償を支払うことにしたそうです。もちろんフランスだけでなく、イタリアやスペインでも手指消毒液(ハンドサニタイザー)になる予定。一生懸命に造ってきたワインを消毒液にするのは、悲しいし悔しいことですよね。でも、これからも必要とされる消毒液を作ることはみんなの役に立つことです。今は不本意な仕事でも、事業の継続が第一でしょうか。

ワインとして販売できるのが一番良いことですが、家飲み用の低価格のものはまだしも、レストランに卸すことが多い高いワインの販売は特に厳しそうです。ワイナリー によっては、インターネットでの直接販売に力を入れていることろもあるそうです。オンラインによるワイナリー ツアーを行うところも増えています。無料のものから有料のものまで、またツアーでめぐるワイナリーのワインを事前に購入して飲みながら話を聞くなど、内容もさまざま。直接足を運ぶのはなかなか大変ですが、日本に居ながら有名産地を巡れるのは今だけのお楽しみかもしれませんね。



日本では、足湯にワインを入れて楽しんでもらっている!

日本ワインの主な産地である山梨県では、販売量が例年の半分以下に落ち込んでいるそうです。もちろん販売が減っているのは、山梨県だけではないですよね。そんな中、販売を増やすために、様々な工夫を凝らしています。

主なものとしては、ワイナリーによるインターネット販売の強化、オンラインワイナリーツアーや、いくつかのワイナリーで一緒に家飲みワインのセット販売なども行われています。また、醸造用タンク内のワインが残っている大阪の「カタシモワインフーズ」では、今年のワインの仕込み量を減らすことにしたそうです。

山梨県甲州市勝沼ぶどうの丘ではコイン式ワインサーバーを新たに設置しました!

山梨県甲州市にある勝沼ぶどうの丘では、コロナ対策として国内最大のコイン式ワインサーバーを15台設置したそうです。すごいですよね。そしてここで試飲できるワインリストを見ると数はすごく多くて選り取り見取り!試してみたいワインがいっぱいです。それが全て最初の1杯が600円、2杯目以降は400円と言うのですから、リーズナブル。

https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=3143652145702853&id=363045897096839

山形県鶴岡市の月山ワインでは足湯にワインを入れています!

また、コロナではないのですが、災害によって出荷できなくなったワインを足湯に入れて楽しんでもらっているところもあります。そこは山形県の鶴岡市。7月の豪雨災害により出荷できなくなった月山ワインを有効活用しようとあつみ温泉街にある足湯カフェ「チットモッシェ」でワインを足湯に入れて訪れる人に楽しんでもらうようにするそうです。赤ワインを入れた足湯と白ワインを入れた足湯と2種類を新たに用意していて、午前11時から午後5時まで利用できるとのこと。同じく市内の湯野浜温泉でも足湯を開設する予定。

足湯なら気軽に楽しめますね。赤ワインは色も綺麗です。ワインのいい香りがして、すご〜く癒されそう。

https://www.facebook.com/syokunomiyakoshounai/posts/693630138033066

このように各地で様々な工夫が見られます。オンラインイベントもすごく増えています。せっかくの機会なので、新しい生活様式に合わせて行われている新しい試みに前向きにチャレンジしてみたいですね。