日本ワインコンクール2019審査結果発表!金賞はどれに?

日本ワインコンクール(Japan Wine Competition)を知っていますか?国産のブドウを100%使用して国内で造られた「日本ワイン」の中から優れたものを選んで発表します。今年も7月30日に結果が発表されました。



そもそも日本ワインコンクール(Japan Wine Competition)とは?

日本ワインコンクール実行委員会が主催するコンクールです。これは

・国産原料ブドウを使用した日本ワインの品質と認知度の向上を図る
・産地のイメージと日本ウィンの個性や地位を高める

ことを目的として毎年開催されています。

審査員には、仏ボルドー大学ワイン教育部長 ジル・ド・ルベル氏をはじめとして海外から4名、東京国税局の主任鑑定官 倉光潤一氏、山梨大学ワイン科学研究センターセンター長 奥田徹氏、日本ソムリエ協会から森覚氏、岩田渉氏、山梨県ワイン酒造組合代表 庄内文雄氏、土屋幸三氏をはじめとして主なワイン県の酒造組合の代表など、全員で25名のバラエティーに富んだメンバーです。

色、香り、味、ハーモニー等の各項目により、20点満点で採点します。17.0以上で金賞です。

また、出品されたワインは全部で788本。その中から金・銀・銅賞が決まりました。



日本ワインコンクール2019 金賞受賞ワインは?

白ワイン

・ミュゼドゥヴァン エトワール塩尻ソーヴィニヨン・ブラン(ナイトハーベスト)2018
・高山村 シャルドネ 樽熟成 2017
・WOODYFARM&WINERY Chardonnay 2018
・2017ルバイヤート シャルドネ 「旧屋敷収穫」
・シャトー・メルシャン 岩出甲州 〜きいろ香〜 キュヴェ・ウエノ2018
・まるき甲州 2018

赤ワイン

・シャトー・メルシャン 鴨居寺シラー
・ 伊豆プティ・ヴェルド 2017
・ ミュゼドゥヴァン ダイナスティ 塩尻メルロー&カベルネフラン 2017
・ エステートゴイチ メルロ 柿沢 2016
・月虎メルロー 2015
・シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原メルロー シグナチャー 2015
・シャトー・メルシャン 梗ヶ原メルロー 2015
・シャトー・メルシャン 山梨マスカット・ベリーA 2017
・フジクレール マスカット・ベリーA ラシス 2018

こうみると「シャトー・メルシャン」を始めとして賞を取ったワインは大手ワイナリーで造られているのが多いと感じました。受賞ワインを飲んでみたいですよね。



表彰式と公開テイスティングの予定

公開テイスティングも予定されていて、誰でも参加して、受賞ワインを味わうことが出来ます。

日時:令和元年9月1日(日)  表彰式 10時00分~10時30分
公開テイスティング 10時30分~15時00分
若者向けセミナー  11時00分~12時00分

会場:甲府記念日ホテル(山梨県甲府市湯村3-2-30 電話055-253-8111)
アクセスはこちら

内容:【表彰式】
令和元年7月17日(水)~18日(木)に実施する審査会で金賞を受賞したワイナリーの表彰
【公開テイスティング】
・約300種類の受賞ワインのテイスティング
・「案内図」はこちら

公開テイスティング一般参加者募集予定人数は400名で、参加費は6,000円(税込)/人です。しかしながら、今年の分はすでに完売しているようです。う〜ん、残念!

でも、一銘柄20mlでは、口に含んで好きか嫌いかぐらいしかわからないかも知れませんね。色々試してみたい気もしますが、いくつか試したら、味の違いも香りの違いも分からなくなってしまいそうですね。

もう既に市場で販売されているものもあるので、探してみるのも楽しいかも知れません。