世界のワインコンクールの種類はどれぐらいある?それぞれの受賞ワインは?

現在身近なところでよくワインを見かけるようになってきました。コンビニやスーパーにも輸入ワインや日本ワインなどが豊富に取り揃えてありますね。その中で美味しいワインを見つけるコツの1つがワインコンクールで賞を取ったワインに貼られているシールです。いろいろな種類のワインコンクールのシールがありますが、どんな違いがあるのか説明しましょう。

コンクールとコンペティションとコンテストの違い

ワインコンクールはワインの優劣を競う競技会です。英語圏ではワインコンテスト(Wine contest)やワインコンペティション(Wine Competition)を使用し、フランス語ではワインコンクール(Concours des vins)を使用しているようです。でも、どれも同じ意味で違いはないようです。最近では、英語圏でのワインの消費量が増えているので、消費者の利便性のために英語での表記も増えているようです。



世界のワインコンクール

世界中で行われているコンクールですが、主なもので20以上あります。その中で、比較的身近なところで見かけるワインに貼ってあるシールのコンクールについて紹介します。

インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)

イギリスの首都ロンドンでウィリアム・リード・ビジネス・メディア社が開催するワインの国際コンクール。2019年で36年目となりました。近年では、日本酒の部門も設けられプロのテイスター(マスターオブワインや優秀ソムリエ等)がブラインド・テイスティング方式で審査を行います。1次~2次審査を経て金賞が与えられるそうです。

デキャンター・ワールド・ワイン・アワード(Decanter World Wine Awards)

イギリスの月刊ワイン雑誌「デキャンター」によって開催される国際ワインコンテスト。出品点数が10,000点以上の世界一で最も金賞を取ることが難しいと言われているコンテスト。審査員はワインメーカー、ワインジャーナリスト、マスター・オブ・ワインの資格所有者などが務めます。審査は、ワインのラベルを隠して行うブラインドテイスティング方式で行われます。上から順にベスト・イン・ショー、プラチナム、ゴールド、シルバー、ブロンズ、コメンドと評価される。プラチナムはゴールドの中からさらに選出されたもの、ベスト・イン・ショーはプラチナムの中から特に素晴らしいと評価されたワインに与えられる。

2019年プラチナムにサントリー「登美の丘 甲州2017」が選ばれました。また、金賞には、盛田甲州ワイナリー「シャンモリ山梨/甲州2018」、白百合醸造「ロリアン 甲州 Vigne de Nakagawa 2017」、中央葡萄酒「グレイス甲州 プライベート・リザーブ2018」がそれぞれ受賞しました。受賞ワインは品薄になりやすいので、手に入れられた方はラッキーですよ。

パリ農業コンクール(Concours General Agricole Paris)

フランスのパリで毎年開催される農産物を対象とした最大のコンクール。カテゴリー毎にプロの審査員が配置され審査を行います。ワインの出品数は10,000点以上で、 金賞が与えられるのは全体の8%のみだそうです。

ベルリン・ワイン・トロフィー(Berlin Wine Trophy)

ドイツの首都ベルリンで毎年開催される国際ワイン品評会。世界各国から3,000アイテム以上のワインをソムリエ やネゴシアン、ワイン醸造家等が採点し、その合計点で メダルが付与されるそうです。

フェミナリーゼ コンクール(Concours Mondial des Feminalise)

フランスのパリで2007年から毎年開催されている女 性審査員のみのワインの品評会。ワインの業界から選ば れたプロの女性(ソムリエ、醸造家、業界関係者等)で 4千種以上のワインを採点、金賞の付与は5%以下。

詳しくはこちらも読んでね。

マコン・ワイン・コンクール(Concours des Grands Vin de Macon)

フランスのブルゴーニュ地方、マコン地区で開催される ワインコンクール。ギネスにも登録されている最大級のコンクール。9,000アイテム以上のフランスワインが出品されて、ワイン専門家による審査が行われます。金賞は全体の僅か8%内外だそうです。

リヨン 国際ワイン コンクール(Concours International de Lyon)

フランスの美食の都市と言われるリヨン市で毎年開催さ れている国際ワインコンクール。6,000アイテム以上のワインが世界から出品されるそうです。醸造家、ソムリエ、生産者等のプロが審査を行います。金賞は全体の13%内外だそうです。



日本のワインコンクール

日本で行われているコンクールは主に以下の3つです。

日本ワインコンクール(Japan Wine Competition)

日本で栽培されたブドウを100%使用して造られたワインを対象としたワインコンクールです。2003年に始まり、2014年までは国産ワインコンクール という名称でした。第1回のコンクールには、日本各地のワイナリーから418本がエントリーして2本が金賞を受賞しました。2019年の第17回のコンクールには788本がエントリーして、そのうちの21本が金賞を受賞しました。受賞ワインについてはこちらを見てください。

ジャパン・ワイン・チャレンジ(Japan Wine Challenge)

1998年に設立されたブラウン・アンド・カンパニーが運営母体となり、日本を中心とするアジア最大規模のワイン審査会。2019年に開催された第22回の審査会には世界中から1200点を超す出品があり、そのうちの13点がトロフィー賞を受賞しました。

サクラ・ワイン・アワード(Sakura Japan Woman’s Wine Awards)

2014年から日本(東京)で開始されたプロの女性のみで審査をするワインコンクール。世界各国から4,000アイテム以上が出品され、ソムリエやジャーナリストなどがブラインドテイスティング方式にて点数評価を行います。金賞比率は約25%。

詳しくはこちらも読んでね。

様々なコンクールを見てきましたが、かなりの出品数の中から、厳正な審査によって選ばれたワインにのみ、受賞シールを貼ることができます。だから、このシールが美味しいワインを見つけるかなり重要なヒントになるということがお分かりいただけたのではないかと思います。これからワイン選びに迷ったら、シールの貼ってあるワインを探してみてくださいね。



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