美味しいワインを見つけるために。。。
ワインのボトルにはラベル(エチケットともいう)が正面に貼ってあります。じっくり見たことありますか?そこにはどこの国の誰がどんなぶどうを使ってこのワインを作ったかということが書かれています。
だから、ラベルを見ればだいたいこんなワインじゃないかなと想像することができるんです。
そうは言ってもラベルはフランス語やイタリア語など作られた国の言葉で書かれているので、分かりにくいですよね。今日本に輸入されているワインには大抵ボトルの裏側に日本語でそのワインについての説明が書かれているので、それを参考にするのも一つの手です。
でも、自分でラベルが読めるようになると自分の好みのワインを見つけやすくなりますよ。
ラベルの読み方のポイント①・・・ブドウ品種
さて、このラベルの画像をみて下さい。まず最初にこのラベルのどこに注目するかというと、左側の赤で下線を引いたぶどうの品種が書いてあるところです。ここではMuscat Bailey Aと書かれています。ワインはぶどうから作られるので、ぶどうの品種が大事です。まず、飲んで美味しかったぶどう品種の名前を覚えて、次に飲むときもその品種を飲んで見るといいと思います。
ワインラベル(エチケット)の読み方②・・・産地
その次に注目するところは、原産地呼称の部分です。ヨーロッパでは、産地に特徴的なブドウが栽培されていてそのぶどうで作ったワインにのみ原産地呼称をつけることが許されています。緑色の下線を引いた部分です。国によっても違うのですが、AOC(Appellation d’Origine Controlee), DOC(Denominazaione die Origine Controllata), IGP(Indication Geographique Protegee)などと書かれています。日本でも山梨県でGI Yamanashiと原産地呼称をつけるワインが出てきました。これは普通のテーブルワインより品質が保証された上級ワインの印なんです。
ワインラベル(エチケット)の読み方③・・・ワインコンクール 受賞ラベル
3つ目はワインコンクールで賞を取った印のシールに注目です。ワインラベルの上に丸いシールが貼ってあることが多いです。そういうラベルが貼ってあれば、まず外れないと思います。
1,000円台でいくつか試してみて、なんとなく自分の好みがわかってくると、もっと色々試してみたくなるのでは?私もそうでした。
ということで、次回はぶどう品種のお話をしましょう。
[今日のワインとおつまみ]
[ワイン]Opening Act Muscat Bailey A by Cfa backyard Winery
[おつまみ]
- ルッコラのイタリアンソテー
- エビのハーブマリネ焼き
- チーズ、ピクルス、パン
今日のワインは赤ワインの品種であるマスカットベリーAで作られたロゼワインです。新しいワイナリーで作られた意欲的なワインとのこと。色はイチゴジュースのような透明な赤。香りも少しいちごの香りがしました。ドライでさっぱりでしたが、今日のおつまみがトマト味やガーリックとハーブのはっきりした味のものだったので、少しワインが負けてしまったかなと感じました。でも、飲みやすかったこともあって1本開けてしまいましたが、、、。