ドメーヌタカヒコのワインが世界最高峰のレストラン「ノーマ」に採用された!

小布施ワイナリーの曽我さんの弟である曽我貴彦さんが代表を務める「ドメーヌタカヒコ(Domaine Takahiko)」のワイン「ナナツモリ ピノ・ノワール2017」がデンマークのコペンハーゲンにある世界的に有名なレストラン「ノーマ(noma)」に採用されたそうです!

本人も選ばれたことにビックリ

世界でNo.1とも言われるデンマーク・コペンハーゲンにあるレストラン「ノーマ(noma)」から「ナナツモリ ピノ・ノワール 2017」をオンリストしたいので送ってもらえないか?と連絡があったそうです。世界のコンクールに出品したこともなく、輸出もしたことがないので、本当に驚いたそうです。

この度は、食に携わる者が憧れる世界的なレストランnomaで、私たちのワインが採用されたことを大変嬉しく思います。余市町は、北海道の中でも比較的温暖エリアに属し、丘陵地が多い水捌けの良い場所で、昔から果樹の町として栄えてきました。これからもこの地で品質の高いワイン作りを追求し、余市でなければ醸せない香味の世界を、ワインを通じて多くの人々に伝えることが出来ればと思っております。

と、曽我貴彦さんは述べています。

このニュースを知った時、私も本当に驚きました。ドメーヌタカヒコのことは注目していましたが、何と言っても採用されたレストランは世界No.1とも言われるあのノーマです。材料1つ1つにも思想とこだわりを持っているレストランです。その上、世界でのワインコンクール には出品していないし、グローバルワイン造りを目指してもいないワイナリー のワインです。こんな出会いがよくあったものだと思いました。素晴らしいと思います。

ノーマのソムリエであるAva Mees List(アヴァ ミース リスト)さんは、ドメーヌタカヒコのワインを飲んで、「ジュラ、ブルゴーニュとワインとともに試飲したが、素晴らしいフレーバーと葡萄の表現力であった。」と述べたそうです。目指していたジュラのワインに近づいているということなんでしょうね。どんなワインなのか、飲んでみたいですよね。



ドメーヌタカヒコはどんなワイナリー なのか?

ドメーヌタカヒコ(Domaine Takahiko)は、小布施ワイナリーの代表を務める曽我彰彦さんの弟の曽我貴彦さんが2010年に北海道余市町に設立したワイナリーです。曽我貴彦さんは東京の大学で醸造学を学んだ後、微生物研究者への道を目指していましたが、ワインの魅力が忘れられず、10年間栃木県のココファームワイナリーで農場長として働きました。その間日本だけでなく世界のワイン産地を巡ったそうです。その中でジュラのオベルノワのワインに強い感銘を受け、そんなワインを目指してピノ・ノワールのみを全てビオロジック(有機栽培)しているそうです。醸造は野生酵母で完全全房発酵で、2015年からは亜硫酸も使わないできるだけ人の手を加えない自然なワイン造りを目指しているそうです。

これは、ご本人も言ってますが、かなり難しく大変なことだと思います。ましてピノ・ノワールの1品種のみを有機栽培するというのは。栽培には、すごく手がかかるし、葡萄の病気や生育状況を考えた時にピノ・ノワールが上手くいかなかったらワインは造れないあるいは生産量が減るということにつながる訳ですから、即経営に響いてきます。そのリスクを負ってまで造りたいワインがあるということにすごい情熱を感じます。栽培や醸造の方法を考えると、小布施ワイナリーボー・ペイサージュも同じグループだと思います。だからワインの製造本数は少なくて幻のワインとなってしまうんですよね。



ドメーヌタカヒコのワインはどうやって買う?

ドメーヌタカヒコでは2種類のワインを造っています。一つが「Nana-Thu-Mori Pinot Noir (ナナ・ツ・モリ)」で自家所有の畑で有機栽培されたピノ・ノワールで造られたワインです。もう一つは「Yoichi Nobori (ヨイチノボリ)」で北海道余市町登地区で栽培されたブドウで造られたワインです。

ドメーヌタカヒコのワインはワイナリーでは販売してません。卸しているお店やレストランが決まっているので、そこを通じて買うことになります。東京では、伊勢丹新宿本店、高島屋日本橋店、東急百貨店本店、カーブドリラックス、ル・ヴァンナチュールなどで扱っているようです。

また、今年は2月19日から24日まで開催される伊勢丹の「世界を旅するワイン展」で予約販売されたようです。イベントの出店状況などはフェイスブックで発信されるそうなので、気になる方は要チェックですね。



ドメーヌタカヒコへのアクセス

北海道余市郡余市町登町1395
TEL: 0135−22−6752  FAX: 0135−22−6752



レストラン「ノーマ」とは

2003年にデンマークのコペンハーゲンで料理人でシェフ長を務めるレネ・レゼピと実業家のクラウス・メイヤーによって「ノーマ(noma)」が開店しました。2004年レゼピとマイヤーは「新しい北欧料理のためのマニフェスト」を発表し、「渡したcいの地域を思い起こさせる、純粋さ、新鮮さ、シンプルさ、道徳を表現すること」や「自給自足されてきたローカルな食材を高品質な地方産品に」などの10カ条を定めたそうです。

「ノーマ」は2012年7月28日から8月6日、イギリス・ロンドンの有名ホテル「クラリッジス」に10日間限定の仮店舗を開設しました。また、2015年1月9日から2月14日まで東京・日本橋のホテル「マンダリン・オリエンタル東京」に期間限定レストランを開きました。その後もシドニーやメキシコでも期間限定レストランを開設しました。2017年2月には閉店したが、2018年にコペンハーゲンの片隅に都市型農園レストラン「ノーマ(noma)」2.0を開店したそうです。このレストランは日本の影響をかなりうけているとのこと。ここで出される料理もかなり驚きに満ちているらしいです。レネ・レゼピ氏の発想力は半端ないんでしょうね。

2015年にはピエール・デュシャンによってドキュメンタリー映画『ノーマ、世界を変える料理』が、2016年にはモーリス・デッカーズによって『ノーマ東京 世界一のレストランが日本にやって来た』が制作されました。



「ノーマ(noma)」で提供される料理は新北欧料理

「ノーマ(noma)」で提供される料理は、北欧料理でスカンディナビア半島で採れた食材しか使用していません。北欧では温帯性のレモンなどは栽培できないため、アリの放つ酸を代わりに用いることがあるそうです。アリと聞くとギョッとしますが、必然的な理由があるとわかると納得できますね。ただ、実際に食べられるかどうかは自信がありませんが。

ミシュランガイドでは、2008年〜2016年まで二つ星を獲得し続けています。また、「世界のベストレストラン50」でも第1位を4回獲得しました。



「ノーマ(Noma)」の姉妹店「INUA」が日本にできた!

2018年6月29日に東京・飯田橋にあるKADOKAWAの社屋の9Fに「noma」の姉妹店「INUA」が開業しました。「ノーマ(noma)」を率いるシェフ長のレネ・レゼピ氏が東京で期間限定で営業した後、日本各地を旅して見つけた食材に惹かれ、東京でレストランを開きたいと思い、パートナーを探してKADOKAWAに白羽の矢を立てたのだそうです。

「INUA」で提供される料理は、日本の食材を北欧料理の技術で生かして、北欧の美意識を融合させたものだそうです。こちらも「ノーマ(noma)」同様予約がなかなか採れないお店になっています。食べに行った人の感想を聞いたら、「見た目からどのように食べるのかわからない料理もあり驚きの連続だ」と言ってました。でも、一度は行ってみたいですね。

住所:東京都千代田区富士見2-13-12KADOKAKAWA富士見ビル9F
営業時間:17時〜 (ディナーのみ)
定休日:日曜日・月曜日
予算:コース¥29,000(税サ別) HPで予約受付中